2011年4月アーカイブ

ソラマメの花3.jpg
 ブログを書かなくなっても、毎年ソラマメの時期になると必ずご連絡を頂くお客様がいらっしゃいます。本当にありがたく思っております。今日も「館山方面にこの週末行くのでソラマメを分けていただけますか?」とお問い合わせがありお断りをするしか無かったのですが、館山の内陸部に住んでいますので海岸沿いの地域より生育が遅いのでご容赦ください。やはり例年通り連休明けから収穫になると思います。
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 3月末まで気温の低い日が多く特に4月3日には氷点下を記録し遅霜が降りたほどで、例年になく遅い春でした。4月中旬以降は天気に恵まれソラマメも思い出したように成長を始めたようです。今年の植え付けは通路を沢山とり、日光が十分に当たるように収穫がしやすくしてあります。ピタゴラス(直角三角形の斜辺の2乗数と他の2辺の2乗数が同じ値)本人か弟子のどちらかが(文献によって違うみたいで大体紀元前の逸話ですから)反勢力派にソラマメ畑で追い詰められてつかまったという話があるそうですが、これ位空けておけば通り抜けてしまえたかもしれません。

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 昨年からお手伝いしている、田のくろ大学校のお誘いです。田のくろとは畦道の事ですが、親子で農に親しむための農業体験プログラムです。主催は「たてやま緑の仲間たち」で農協青年部OBや親しい友人達で運営され、今年の日程はゴールデンウィーク明けの5月15日に開校。3回に分けて実施以下予定

5月15日 入学式、田植え、さつまいも定植、いちご摘み体験
7月31日 水田の観察と管理、夏野菜の収穫、夏休みお楽しみ企画
9月11日 稲刈り、さつまいも収穫、かかしづくり、卒業式

 申し込みは4月25日までにはがき又はファクッスで住所・氏名・年齢(参加者全員)
・電話番号を明記し、下記へお願いします。

〒294-0008
館山市 広瀬 1444 「南房総なのはな村」内 田のくろ大学校入学申し込み係
℡&FAX 0470-36-4017たのくろ2.jpg
 昨年さつまいもを定植している風景です。ちびっ子もがんばってますが、実はお父さんお母さんの方が夢中になっていたりします。今年もたくさんのちびっ子に集まってもらいたいです。まだ定員に届いていないそうなので参加お待ちしています。

バッテリーとインバーター.jpg
 計画停電は暫く実施されない事になったそうで、交通機関や自制していた産業も動き易く成った事でしょう。私の住む辺りは第一グループでしたが、7回位停電があったでしょうか?地震当日停電でテレビはダメなのは仕方無いとしてもラジオで情報を得ようとしたのですが、我が家のラジオは単1乾電池10本も使用する大型ラジカセか作業場で使用するステレオレシーバーしかなく、何れも100Vコンセントで使用していましたので、全く役に立たず、仕方なくカーラジオとipodのFM(イヤーホンで聞くしかない)しかなく何がどう起こっているのか全く分かりませんでした。

 翌日乾電池とラジオを買いにホームセンターへ行ってみると全て売り切れで昨夜皆さん困った夜を過ごされたんだと感じました。そこで、カー用品コーナーで車のシガーソケット12Vから100Vに変換できるインバーターを買ってみました。以前は6千円位したそうですが、今はミニバンでテレビやビデオ、ゲームなどの家電を利用される人が多いからでしょうね。かなりいろいろなタイプが出回っていましたが一番安い3千円の物を買ってきました。

 トラクターから外してきたバッテリーに繋いで乾電池10本のラジカセと車の整備などに便利な12V用のハンディ蛍光灯が使える事に成りました。特にこの蛍光灯は裏にマグネットとフックが付いていてどこにでも簡単に吊るす事が出来て便利でした。

 只今回停電を経験して暗闇に慣れてしまうと目が少し慣れてくるものですね。ロウソクの灯りでも家庭で夕食をしたりする分にはそんなに困らないとも感じました。そして停電はその辺り一体が暗くなるので星空が綺麗でしたね。

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 スナップエンドウです。あともう少しでいい大きさになりますが、家庭用なので少ししか栽培していません。なので小さくても絹サヤ位の大きさになったら食べてしまう事が多いです。冬場の乾燥していた時期に小まめに水撒きをしたので根の張が良いのかまあまあの株になりました。ところでスナップエンドウとスナックエンドウと呼び名が二つ有る事に気づいている方も多いとおもいます。農水省で混乱を招くのでスナップと統一してあるらしいのですが、メーカー、商品名の違いから来るだけなのですが、タキイ種苗がスナップでサカタのタネがスナックと呼んでいるみたいです。でも種ですから同じという事も無いので無理に統一する事もないでしょう。お役所の分類の都合なんですね。ウチはタキイ種苗のスナップです。
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 エンドウの花です。花と言うと左右対称で丸いイメージですけど白くて単純ですけど不思議なマメ科特有の造形をしてますよね。エンドウと言えばメンデルの法則の実験実証に使われたのは良く知られてますけど、この花の形が交配しやすかったのでしょか、外側二枚の花弁に囲まれ更に内側二枚の花弁に守られ子房が有るのが判ります。花弁に囲まれて受粉は難そうですが、他の花粉が入り難そうな感じです。メンデル以前にも同様な事は考えられていて実証できなかったのは、エンドウ以外の種でしかも、直系、純血種を用いなかったのがなかなか進まなかった原因みたいです。
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 トマト苗を接木します。右が台木で左が穂木、つまり右が下の木で左が上です。播種で2日ぐら離しますが接ぐ位置の太さが大事で生育の調整が難しいです。下の台木の方が太い方が接ぎやすいです。穂木のほうが少し小さいですが、私はこれ位が接ぎやすいとおもいます。
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 斜めに切り落とします左右同じ位の角度で切り落とすのがコツです。
そこで使うのがスーパーウィズというスリーブ状の物で繫ぎ合わせます。苗の大きさに差が有りましたが、切り口、茎の太さが丁度よく旨く合わさった感じです。

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 これがスーパーウィズです。縦に切り込みの有るスリーブです。シリコン製で弾力があり閉じても切り口が見える透明色になっています。
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 右が現在使っている物でつば付で洗濯バサミのように開き易く作業性がとても良くなりました。左の旧型はウィズの切り口を手前にするとフックが左手になってしまうので使いづらかったので農家の意見がメーカーさんに届いたのでしょう。
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 後は竹串で支柱をして接木クリップで留めます。クリップは本当は要らないのですが、毎年つかっているとシリコンも緩くなってきているので念の為スーパーウィズの上から留めてます。切り口が直ぐに乾いてしまうので活着するまで霧吹きで乾かないように生育させます。

送電線と菜の花.jpg
 ここ数日計画停電は実施されずにいますね。暖かい日が続くからとも節電が利いているのとも思えますけど。まだまだ安心は出来ないようですよね。停電時には実家の父母が我が家に来る事が増えました。というのは目が悪い母のために実家の台所はIHヒーターに成っていて暖房もファンヒーターなので食事、特に夕食の時間帯に停電になると何も出来なくなるからです。オール家電になっている家ではないですが、電気の安全も便利さが今更ながらに感じます。
 
 ロウソクの明かりで夕飯を一緒にしますが、停電というと80歳代の父母には戦時中の灯火管制を思い出すようです。父は終戦の決まった8月15日の夜、管制を気にせず夜遅くまで各家庭の灯りが点いていたのが忘れないそうです。また、終戦時満州にいた母は終戦直前にソ連の参戦が決まり灯火管制どころかインフラをソ連軍に接収されたらしく電気が来なくなり難儀な生活が新たに始まったとも話してくれました。

 私の農作業は通電時間帯に井戸ボンプを回し散水できれば特に困ることは無く計画停電に協力していたいと思います。

 卒業記念に飛ばした風船が奈良県天理市から南房総市富浦まで飛んできたそうです。海を越えて直線距離で400km位ありそうですね。ウチの畑にも来ていないか見回してみる事にします。
房日新聞
震災直後、奈良から飛ばした風船 富浦のビワ山に到着 南房総

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